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2018年12月10日 月曜日
歯周病で歯根が見えてきたときに気をつける事
歯周病が進行してくると歯茎が痩せ、根もとが見えて(歯根露出)きます。
歯が長くなったような感じがします。と同時に歯の間に物が挟まりやすくなります。
そのような場合知っておいたほうがよいことがあります。
1. 歯磨きの方法に気をつける。
根もとは、歯冠部の部分より弱く、磨り減りやすいです。セメント質に歯冠部を覆う
エナメル質より軟かく薄いのです。
2. 知覚過敏になりやすい。
セメント質が削れると中の象牙質が出てきます。すると中の神経に刺激が伝わりやすく
しみたり、知覚過敏を起こしたりします。
3. プラークが残りやすい。
歯の頚部はくぼんでいる為、プラークが溜まりやすく、歯の間も清掃しにくくなります。
歯周病の初発原因であるプラーク中の歯周病原菌が増え、ポケットの中のプラークも増加しやすくなります。
4. 虫歯になりやすい。
そのようなプラークの増加は、虫歯のリスクもまします。
5. 咬み合せに注意。
歯周組織の量が減少してくると、咬む力に対する抵抗力も弱まり、
負担過重のかからないように注意する必要があります。
早期接触も発生しやすい為歯科医院での咬み合わせの調整も必要になります。
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