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2018年12月24日 月曜日
自覚できない歯周病(喫煙者)
歯周病は自覚がなかなかできないと言われています。
中でも喫煙者は、次のような理由で歯周病を自覚できなくなります。
1. 歯茎から出血しない。
タバコによる血管の収縮で歯茎の表面からは出血しにくくなります。
しかし歯周ポケット検査では内部の歯肉からは容易に出血が見られます。
2. 歯茎が腫れにくい。
歯茎は血管が減少するため、線維に富んだ状態になります。
一見硬く引き締まっているかの如く見えますが、血管が少ないということは栄養が送られず、免疫に対して弱くなります。
3. 歯茎の発赤がわかりにくい。
喫煙者は歯茎にメラニン色素の沈着が多いため、褐色から暗褐色の色になり易く、
発赤していても色がわかりにくくなります。
4. プラークが付いているのがわからない。
タールが目立ち、ブラーが付いていてもわかりにくくなります。
5. 口臭がわかりにくい。
タバコの臭いのため、口臭があっても気が付かないことが多くなります。
この様に、自覚できないため、歯科医院での定期健診を受けて口の中を管理していくことが大切です。
もっとも、禁煙できれば一番良いのですが。
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