歯茎、とりわけ歯のつけ根が腫れていて、赤く出血しやすい。
この状態が続き、歯磨きはしているものの、一向に良くならない。

どうして?  
1. プラークが残りブラッシングが不十分である
プラークの中に歯周病原菌があるので、歯磨きが不十分だと歯茎に炎症が起きます。
炎症があると歯茎から出血しやすくなります。
2. 虫歯、不適合冠がある
歯の際は虫歯ができやすく、そこにプラークが溜まりやすくなります。
不適合冠も同様で、かぶせた時には良くても歯磨きや咬合の影響で、かぶせてある境目が削れて不適合になることがあります。
3. 全身疾病や薬の影響
例えば、糖尿病などの疾病があると、歯周病が悪化しやすく、治りにくくなります。
ある種の薬(高血圧剤の一部、免疫抑制剤など)の中には、歯茎が腫れやすくなることがあります。

対策
取り除ける要素は、排除します。
歯磨きは自分ではしっかりしているつもりでも、磨き残していることがあります。
歯科衛生士などの指導を受けることで歯肉の状態が変わることが多いです。
一度歯科医院でご相談をしてください。