2016年12月12日 月曜日
ワイヤー矯正の歯磨き
矯正治療、特に「マルチブラケット」と言われる、
ブラケットにワイヤーを通すタイプの歯列矯正は、
歯磨きがしにくく、歯周病への対策が必要です。
歯磨きへの配慮
1. ブラケット周辺、結紮線やエラスティック周辺には食片が詰まりやすく、
丁寧に磨く必要があります。
2. ブラケット下部の歯肉側はプラークがたまり易いので時間をかけて磨きます。
3. 歯磨剤をつけ過ぎると汚れている部位の特定ができなく、
爽快感だけが残るため磨き残しに気が付かない場合もあります。
4. インプラントアンカーを使用の際には、ワンタフトブラシを使うとよいでしょう。
5. 夜寝る前には特にきれいにするように気を配りましょう。
寝ている間にプラークがたまっていると歯周病が悪化するためです。
こんな症状があったら注意
1. 歯肉から出血する。
2. 歯肉が赤い。
3. 口臭がする。
4. 奥歯に巻かれているバンドの金属色が、くっきり見えず白っぽくなりプラークが付く。
5. 歯肉が腫れる。
6. 歯が動揺する感じがする。