2019年05月13日 月曜日
歯のグラつきと予後
歯がグラつく理由は、歯周病、外傷、歯根破折、修復物のトラブルなどが考えられます。
今回は、歯周病にスポットを当ててお話します。
グラつきの程度と期間
1. だんだん日にちが経つとともにぐらつきが大きくなる。
慢性的に歯周病の進行が進んではの周りの骨をはじめ歯周組織の喪失が進む。
2. 急にグラつきがひどくなる。
急性炎症、咬合性外傷などが考えられる。
3. あまり大きくはないがクラついている。
歯周病がだんだん進行しているが何とか管理できている、または早期接触などの影響を受ける。
4. あちこちにグラつきが出てきた。
精密検査をして歯周病の対策を講じる必要があります。
予後
歯茎が腫れ、そのたびにグラつきが強くなるパターンは、予後が悪く
しっかりとした歯周病治療を受ける必要があります。
歯を残したいゆえに、グラついても、そのままにすることは、歯周ポケットの中に歯周病菌を飼っている
ようなものなので、そのほかの歯も悪くする可能性があります。