歯周病と全身の関係と近年クローズアップされてきています。
歯茎の血管を介して全身との関係が密なことがわかってきました。

歯周病と関係が深い疾病
1. 動脈硬化症
歯周病原菌の影響により血管の硬化が起こってきます。この事はいろんな疾病の原因となってきます。
2. 糖尿病
重度の歯周炎はインシュリンの働きに影響を与えます。逆に、糖尿病は歯周病を重症化していきます。
3. 骨粗鬆症
軽度の歯茎の炎症でも骨粗鬆症があると重度の歯の周りの骨の吸収をきたします。
4. 早産、低体重児
歯周病があるとリスクが高まります。
5. 心血管疾患
歯周病原菌やそれから生産される炎症性サイトカインが原因で動脈溝化が進み狭心症などを起こしてきます。
6. アルツハイマー型認知症
歯周病の炎症反応で脳内のアミロイドβ が蓄積され認知症が進みます。
7. リウマチ
関節リウマチになると歯周病の罹患率が高まり重症化しやすくなります。