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    2021年07月05日 月曜日

    歯周病の歯を失った後

    歯周病により、残念ながら歯を失った場合、その後どのような治療になるのでしょう?

    歯を失った後
    歯周病により歯の周りの歯周組織、特に骨が顕著に失われている可能性があります。
    歯を失った本数、残存歯の状態、咬み合わせの状態などにより治療方針が異なります。
    基本的には、義歯、ブリッジ、インプラントなどの方法が考えられます。

    歯を失った本数
    1本、前歯あるいは奥歯の場合、周囲の歯の状況が良く骨の回復が望める場合、あるいはは骨の補填が可能な場合には、
    ブリッジやインプラントで修復できる可能性がありますが、骨の回復が困難な場合や持病などがある場合には義歯になります。

    多数歯の場合、骨の補填が可能ならインプラント治療も可能ですが、咬み合わせや全身状態によっては義歯による修復の方が向いている場合もあります。

    欠損を放置したら
    失った周囲の歯が欠損部に倒れこみ、咬み合う相手の歯は欠損部に向かって伸びてきます。
    その結果、咬み合わせが低くなり、アゴの関節や反対側の歯列にまで影響が及んできます。
    前歯部は咬み合わせが低くなると、前方にフレアアウトして出っ歯になってきます。
    放置はしないでください。

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    2021年06月28日 月曜日

    スケーリングの実際

    スケーリング(歯石取り)は、歯周基本治療の中で行われる大事な治療の一つです。
    超音波スケーラー、ハンドスケーラーなどを用います。

    効果的なスケーリング
    歯周基本治療は歯周病の原因を取り除くことから始まります。
    初発原因である歯周病原菌を中に含むプラークを取り除くこと、すなわちプラークコントロールの徹底をします。
    歯石の中には歯周病原菌のだす毒素を含んでいるため、特に歯肉縁下深くにたまる歯石は、時間をかけて取り除いていきます。
    従って、プラークコントロールがうまく出来ていない状態でスケーリングを行っても、原因が無くならないので効果が上がりません。

    縁下歯石の除去
    グレーシーキュレットという器具を使います。
    歯肉縁下歯石は硬いため、シャープニングがしっかりされて鋭利なキュレットで治療をする必要があります。
    根分岐部などの器具の到達が難しい部分は、超音波スケーラーやスプーン型の器具を駆使して歯石を取り除きます。
    その後、再び歯石が付かないように根面を滑沢にするルートプレーニングしいう操作をします。

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    2021年06月21日 月曜日

    乳歯でも歯肉が悪くなる

    乳歯の周りの歯肉が赤く腫れています。
    良く見ると、歯石やプラークが付いているようです。

    乳歯でも歯肉炎がある
    歯みがきが不十分でプラークが残っていると、乳歯の歯茎に炎症が起き、
    プラークが石灰化して歯石となり、よりプラークが溜まりやすくなります。
    年取っていると歯周病ではなく、年齢が若くても歯周病になるのです。

    治療方法
    歯周病の基本治療をします。
    まず、プラークコントロールをしっかり行います。
    歯周病の初発原因であるプラークを取り除くことが大事です。
    歯みがきでは歯石を取り除くことが出来ないので、歯科医院で丁寧に歯石を取り除いてもらいます。
    再び歯ぐきを悪くしないようにするため、プラークコントロールの習慣と、定期健診を行います。

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    2021年06月14日 月曜日

    上の奥歯の歯茎が腫れる

    上の奥歯は鏡で見づらく、特に裏側は2枚の鏡を使わないと見ることが出来ません。

    舌で触ると腫れているようだが、どうなっているのかが分かりにくい。

    腫れる原因

    1. 歯周病
    ハブラシが挿入しにくくプラークが溜まりやすい、歯間ブラシやデンタルフロスが挿入しずらい、
    また無理してきれいにしたために歯茎に傷をつけたなどの理由です。

    2. やけど
    意外と多いのが熱いお茶を飲んだり、熱いものを食べたときに気が付かずに やけど していた。
    そのために歯茎が腫れてしまった。

    3. 外傷
    歯をぶつけたりではなく、硬い食べ物が歯茎に当たった、魚の骨などにより歯ぐきを傷つけたなどです。

    4. その他 
    腫瘍、嚢胞などは、外科手術の対象となるものです。

    歯科医院で見てもらうことをお勧めします。

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    2021年06月07日 月曜日

    かぶせ物の周りの歯ぐきが赤い

    かぶせ物の周りの歯ぐきが赤くなる原因には、いろいろなことが考えられます。

    1. 歯周病

    かぶせ物の周囲、あるいは隣の歯との間にプラークが溜まっていると炎症の原因となります。
    かぶせ物自体は虫歯にはならなくても、かぶせ物の下の歯根部に虫歯が出来てくることがあります。
    歯みがきは自分の歯と同じように丁寧にしましょう。

    2. 深い虫歯に無理してかぶせた

    かぶせてもらってよかったのですが、人工物が歯ぐきの下の方から立ち上がることで、
    深い歯周ポケットを常に持っているのと同じようなことになります。
    歯肉との間には汚れが溜まりやすく一層のプラークコントロールが必要になります。

    3. 歯根のヒビ

    歯根にヒビが入っている場合、そのヒビを介して歯茎が常に炎症を起こしている状態になります。
    ヒビが大きくなればますます炎症は強くなります。

    4. 根管に問題がある

    根管に問題があり、根尖病変がありその炎症が歯ぐきに影響している場合が考えられます。

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