健康な歯茎は、歯周組織(歯の周りの歯肉や支えの骨)に炎症がなく、しっかリと噛む力を支える事が出来ます。良くブラッシングされてプラーク(歯垢)がきれいになっている事が健康継続の条件です。歯周病の治療後は、歯科医院へのメインテナンスも定期的にしましょう。
また、歯周病の原因として、プラークや無理な噛み合わせの力といった局所的要因ばかりでなく、全身的要因が深くかかわりを持っています。全身的要因には、糖尿病、骨粗鬆症、循環器疾患、タバコ、ストレスなどといったものがあります。生活習慣も歯周病の発症に深く関わります。食事の摂り方が不規則、柔らかい食べ物が好み(柔らかいと適度な刺激が歯茎に伝わらない)、逆に無理な噛む力を加える(栓を歯で抜くなど)といった食事の要素も大きいです。
【歯ぐき健康の3か条】
1. 正しい歯磨きを毎日続ける。
2. 生活習慣を整える。
3. 全身の健康にも注意を払う。