名古屋歯周病ガイドは、天白区のコンドウ歯科が監修しています。

歯を失う最大の原因は、虫歯ではなく、実は歯周病です。(歯周病42%、虫歯32%、破折11%、その他14%です。8020推進財団2005年全国抜歯原因調査) 正しいブラッシングと適切な治療をしましょう。
【歯周病の進行
初期 
歯の表面に歯垢や歯石がついていますが、自覚症状はありません。歯と歯の間の歯肉が赤く、腫れてブヨブヨしてきます。歯磨きをすると出血します。この状態は、歯肉炎といいます。適切なスケーリングなどの処置が行われ、歯磨きが励行されると元に戻ります。
中等度
歯の周囲の歯肉は赤く腫れます。口臭・出血・不快感が自覚されます。歯の間にものがつまりやすくなります。歯周ポケットが深くなり清掃が難しくなってきます。スケーリング、ブラッシング指導、噛み合わせ調整、生活習慣・食生活の改善などが必要になります。
重度
歯肉は化膿し、腫れてきます。硬いものが噛めなくなります。急性期という強く症状の現れる時期と、症状が隠れている慢性期を繰り返して、支えの骨が高度に溶けてきます。歯の動揺は大きくなります。歯周基本治療と、場合によっては歯周外科、歯周再生を伴う処置を必要とします。抜歯を余儀なくされる事もあります。