歯周組織の抵抗を弱め、歯周病の進行を促進するような全身性因子、
特にプラーク細菌に対する感染防御力を低下させる因子が問題となります。
それは、歯周基本治療や歯周外科治療における妨げとなります。
歯周病のリスクファクターとなる全身状態、全身性修飾因子
不可変なリスクファクター
パピヨン-ルフェーブル症候群、ダウン症
可変的リスクファクター
糖尿病、血液疾患、ホルモンバランスの崩れ、骨粗鬆症など、
薬物副作用、栄養不良、喫煙(タール、ニコチン)、
ストレス(過度の仕事、社会的・精神的境遇)
歯周病がリスクファクターとなる全身疾患
糖尿病、心臓血管疾患、脳虚血疾患、誤嚥性肺炎、早期低体重児出産、
骨粗鬆症、掌蹠膿胞症、バージャー病、メタボリックシンドロームなど