骨粗鬆症は、骨密度の低下により骨が疎の状態となり、骨がもろくなっている状態を言います。
骨粗鬆症は
骨成分、骨量の減少により骨髄など骨中の空壁が増加し、骨折しやすくなります。
高齢者、閉経後の女性に多く見られます。
歯周病との関係
骨粗鬆症と歯周病の関係は、骨密度と歯周病(CPIや歯槽骨吸収など)との相関性、
骨粗鬆症患者のアタッチメントロスについての研究が多くみられます。
骨粗鬆症患者では、歯槽骨吸収が有意に高いと言われています。
さらに骨粗鬆症は、抜歯後の顎堤吸収のリスクファクターとなります。

他の疾病との比較
糖尿病、喫煙などに比べ、歯周病となる危険性は低いが、
歯周病のリスクを高める可能性があると考えられます。