2015年02月09日 月曜日
プラーク抑制薬
種々の薬剤が研究されてきたが、プラークコントロールの効果が高く副作用がなく、
長期間毎日使用して安全と考えられている薬剤は、まだ開発されていません。
毎日の歯磨きによる刷掃でプラークコントロールすることが主流と考えられています。
効果がある薬剤
0.2%クロルヘキシジンは、プラーク抑制効果が他の薬剤よりも高いことが認められています。
しかし、プラーク抑制のメカニズムが明確でなく、長期間使用すると味覚障害、
舌や歯の着色、黒毛舌などの副作用が出現する可能性があります。
日本では産婦人科で副作用(ショック)が報告されたため、0.2%のものは
粘膜(口腔も含む)への使用が禁止されています。
現在、0.001%のものが用いられていますが、
その分効果は低くなっています。