8020が叫ばれる中、確実に歯の寿命が延びています。
歯科疾患に対する意識の向上と、ブラッシング回数と時間の伸びも
以前よりよくなっています。
高齢者では、何より食事が楽しくでき、会話が自由にできコミュニケーションが
得られることは、老後のQOLを保つのに描くことのできない大切なことです。
高齢者における歯周病予防のポイント
1. 残存歯をできるだけ長く持たせ、咬み合わせを確保することが大事です
ブラッシングだけでなく、歯の間は、デンタルフロスや
歯間ブラシを併用すると効果的に清掃できます。
2. 歯根露出した歯や動揺歯は要チェック
歯を支える歯槽骨が減少しているために歯茎が痩せてきます。
定期健診の時、予防処置や必要な処置を受けましょう。
3. 全身の健康が大切です。
歯周病は、糖尿病、骨粗鬆症などの疾病と深くかかわっています。
全身の健康を保つことは、歯周病予防につながります。