歯周病になると歯の支えとなる歯周組織の量が減少するため、
隣の歯との接触関係が甘くなります。
前歯部だと
コンタクト部が離開してやや出っ歯気味となり、
挺出も見られるようになります。
臼歯部だと
歯間離開のため、食片圧入して歯磨きもしにくくなります。
食片圧入のため、間の歯肉は圧迫され、益々ものが詰まりやすくなる
という悪循環を繰り返します。
歯間離開から引き起こされる症状
1. 辺縁隆線の高さの不揃い
2. 歯の移動
3. 食片圧入
4. 隣接面う蝕
5. 咬合関係の崩壊
診査方法
デンタルフロスやコンタクトゲージほ歯間部に挿入して調べます。
コンタクトゲージは、50μ、110μ、150μの厚さで測定します。