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2012年10月08日 月曜日
歯周病と骨粗鬆症
骨粗鬆症とは、骨密度の低下により骨が疎な状態となり、骨がもろくなっている状態を言います。骨成分、骨量の減少により骨髄など骨の中の空隙が増加します。高齢者や閉経後の女性に多く、骨折しやすくなります。
骨密度は、カルシウム摂取量の減少、カルシウム吸収率の低下により血液中のカルシウム量が低下すると、破骨細胞が活性化して骨を破壊し、血中のカルシウムを補う骨により低下します。
■ 歯周病との関係
1. 骨粗鬆症の方は、歯槽骨吸収が有意に高いという報告があります。
2. 骨粗鬆症は、抜歯後の顎堤吸収のリスクファクターです。
従って、歯周病のリスクを高める可能性があると考えられます。
■ 骨粗鬆症の予防法
1. 運動をする。
適度な運動により骨に負荷をかけると骨にマイナス電位が発生してカルシウムが吸収して骨が増加します。
2. 食事で吸収性の良いカルシウムを摂る。
3. ビタミンDをとる。
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