歯ブラシの硬さは、磨き方、力の入れ具合、歯肉の状態などにより適したものを使うとよいでしょう。
■ 軟かいブラシで慣れましょう
1. 歯肉に炎症がある方
歯肉に炎症がみられるときには、歯肉表面が軟かく刺激に弱い状態です。通常のブラッシングでは傷つきやすいので、最初は軟毛を使用して弱い力で磨きます。ブラッシングにより徐々に表面は角化してきて痛みがなくなってきます。そうなったら普通の硬さに戻します。
2. ブラッシングが苦手な方
歯肉の炎症が弱い場合でも、ブラシを当てるのが苦手な方は歯肉に傷をつけてしまいます。衛生士から指導を受け、テクニックを付けましょう。
■ 硬いブラシは、清掃効果が高いです。しかし使用を誤ると
1. 歯肉の退縮
歯肉を押し下げ歯根がのぞいてきます。
2. 知覚過敏症
第2層の象牙質が露出してしまい、冷たいものがしみるようになります。
3. 歯面の摩耗
歯の表面の摩耗力強く動かすと歯がすり減ってしまいます。
■ 歯科衛生士の指導
その方のお口の状態に合わせて磨き方や清掃道具を教えてもらえます。マイブラシで自分に合った磨き方をしましょう。
歯磨剤を付けすぎたり、硬いブラシを大きなストロークで