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2017年02月06日 月曜日
歯茎の腫れを繰り返す根分岐部病変
根分岐部病変は、奥歯の副根歯の根の間にできた病変のことです。
歯周病が進行して根の間の骨が溶けてできた部分に病変を作ります。
繰り返し炎症を起こし、予後が不良のケースをよく見かけます。
どうして炎症が繰り返されるか?
1. ブラシなどが届かず、清掃が上手くできないため、歯周病菌がその部で増殖します。
2. 解剖的にエナメル突起が発達して歯肉の付着が弱いケースもあります。
3. いったん歯の間の骨が溶けると再生が難しくなります。
などの理由があります。
治療方法は?
分岐部病変の程度や歯周組織の状態により治療方法が選択されます。
1. GTR法などによる歯周再生治療
フラップオペの時メンブレンを挿入して歯周組織の再生を図ります。
2. トンネリング法
歯間ブラシで清掃できるように根分岐部を貫通させます。
3. 歯根分割法
根を分けることにより清掃できるようにします。
4. .解剖学的形態の修正
エナメル突起除去、清掃できる携帯に修正するなどがあります。
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