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    2018年04月30日 月曜日

    歯磨きだけで歯周病が治る?

    歯周病は毎日丁寧に歯を磨いてさえいれば治るのでしょうか?
    確かに歯磨きは大事です。
    プラークの中に歯周病原菌が含まれているからです。
    そこで歯周病の重症度と歯磨きの関係を考察してみます。
    1. 歯肉炎
    歯肉に歯周病の炎症が限局している「歯肉炎」では、
    初発原因となるプラークを取り除けば、改善してきます。
    2. 歯周炎
    歯周炎は、歯を支える歯槽骨まで炎症が及んでいる状態です。
    原因となるプラークを取り除いただけでは、不十分です。
    歯周ポケット内部の歯石や歯周の環境を整える必要があります。
    もちろん、ブラシでプラークを落とすことは重要です。
    歯周病には修飾因子という歯周病を悪化するリスクがあります。
    免疫力を低下させるもの、プラークを付着させ除去させにくくするものなど
    様々な対策を講じる必要があります。
    従って初期の歯肉炎では歯磨きの効果が絶大ですが、歯周炎まで進行すると
    適切な治療と対策が必要になります。

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    2018年04月23日 月曜日

    表からは歯周病と気付かない

    歯肉からの出血もなく、腫れも感じられない。
    これって歯周病・・・
    でも歯肉の内部には炎症が潜んでいることもあります。
    慢性的に歯周病は進行することが多く、自覚しないうちに重症化することも稀ではありません。
    内部では
    歯周ポケットを測定して6mm以上の場合には、特に注意を要します。
    歯ブラシではポケット底部まで清掃できないため、歯磨きを一生懸命していても歯周病が進行してしまうこともあります。
    内部では、出血、排膿といった炎症症状が見られることがあります
    プローブで探って発見された場合には、精査を要します。
    歯の摩耗・咬耗や咬合状態もチェックします。
    歯並びが悪い部分や上手く磨けていない部分で炎症が強く出るケースが多いので注意しましょう。

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    2018年04月16日 月曜日

    その歯だけ歯周病が強い

    特定の歯の部分だけ歯周病が進行している場合があります。部位特異性歯周炎と言います。
    慢性的に期間をかけて歯周病が進行する場合、全体に同じような病態で、
    歯槽骨も水平的に下がっていきます。
    しかし、進行が早く、部分的な修飾因子が関係する場合、特定の歯に
    強い歯周病の症状が現れることがあります。
    部位特異性歯周炎
    1. 侵襲性歯周炎
    骨吸収のスピードが速く、特定の部位に重症かが見られやすい。
    2. 咬合性外傷の加わる歯周炎
    歯周炎が進み、そこに咬合性外傷が加わると、歯周組織の破壊のスピードが一気に速まります。
    3. 歯並びの乱れや咬合干渉がみられる場合
    前述とよく似ていますが、歯並びが悪いと清掃不良になり易く、その部では歯周病が進みます。
    また、咬み合わせた時、意図しない部分も咬み合う(咬合干渉)部分では進行しやすいです。
    例えば、右で咬んでいるのに、左側の奥歯も当たっていると上手く噛めないため、咬合のストレスが起きます。
    4. 歯ぎしり、食いしばり
    極端に強い力がかかると歯周組織の破壊が進みます。

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    2018年04月09日 月曜日

    1本の歯でも歯周ポケットの深さが違う

    歯周ポケットとは、歯と歯茎の間にポケット状にできた隙間のことです。
    歯周病が進み、歯周組織の破壊が進むと、歯周ポケットも深くなります。
    歯周ポケットの深さ
    1. 歯周病の進行を知る一つの目安になります。
    2. 内部から出血があれば、そこに炎症の存在が示唆されます。
    3. 歯肉の腫れや歯周組織の内部への破壊があるとポケットは深くなります。
    4. 歯肉退縮が進むと、前より相対的に浅くなることがあります。
    1本の歯でも6点で測ると深さに変化が見られる。
    4点法、6点法などのポケットの測定方法があります。
    1本の歯でもその部分によってポケットの深さに違いが出ます。
    前述のように炎症と歯周組織の破壊の程度により、ポケットの深さに違いができます。
    奥歯の歯根の分岐部のポケットは、内部への炎症の進行により特殊なカーブしたプローブで測定します。
    ファーケーションプローブと言います。

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    2018年04月02日 月曜日

    歯垢がたまる

    いつも歯垢(プラーク)がたまり、歯茎に歯炎症があり、
    弱々しくブラッシングの時に出血することもあります。
    歯磨きをしているのにどうしてかな・・・
    歯垢がたまる原因
    1. ブラシが歯面に的確に当たっていないため
    ブラシの当てる方向や動かし方が悪いため歯垢が残ってしまう。
    2. 磨きやすいところしか磨けてない。
    ブラシを均等に当てておらず、磨きにくいところに歯垢が残る。
    電動ブラシでも同様で、当たってない部位は磨けていません。
    3. ブラシが古い
    ブラシは古くなるとクッション性がなくなり、毛先はすり減ったり枝毛になったりします。
    磨く効率が悪くなるので、1か月に1回程度の割合で交換しましょう。
    4. 歯磨きの時間が短い
    いくら頑張っても1分に満たないようなら歯垢が残ってしまいます。
    5. 磨くタイミングが悪い
    寝ている間は口を動かすことが少く歯垢が蓄積しやすいため、夜寝る前には歯磨きを丁寧にしましょう。
    逆に夜歯垢をためていると、歯肉の炎症も進んでしまいます。
    心当たりの方は、歯科衛生士に歯磨き法を教えてもらいましょう。

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