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2022年08月15日 月曜日
歯周病の動揺歯
歯周病でグラグラしている歯は、何か対処方法があるのでしょうか。
動揺歯の分類
歯の動揺度の分類には、Millerの分類があります。
0度は、生理的な動揺
1度は、軽度動揺で、唇舌側に0.2~1mm動く
2度は、中等度動揺で、唇舌側、近遠心に1~2mm動く
3度は、高度動揺で、唇舌側、近遠心に2mm以上動揺、または垂直的に舞踏状動揺が見られる動揺の原因
1. 歯周病の進行
歯周病が進行してくると支えの骨を含む歯周組織の量が少なり、だんだん動揺が強くなってきます。
2. 炎症
歯周病による急性炎症を起こした場合、一次的に動揺が強くなります。炎症の消退とともにグラつきは少なくなりますが、これを繰り返してくると動揺は収まらなくなってきます。
3. 咬み合わせ
歯周病による病的歯の移動などにより早期接触、咬頭干渉する歯が動揺する。歯ぎしりなどの強い力が歯周病に加わって動揺するなどがあります。
その他歯周病以外でも歯根破折、根尖病変による炎症などでも動揺が出てくることがあります。対処方法
まず、歯周病の炎症が軽減するように治療をします。
負担がかからないように咬合調整をします。
暫間固定をしたり、連結冠などで永久固定をします。
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