インプラント周囲炎は、インプラントの周囲の組織に炎症を起こし、
歯周病と同じよな症状を呈してきます。

インプラント周囲炎
オッセオインテグレーションが達成されて骨に定着して機能しているインプラントに
細菌感染や負担過重が生じた結果、インプラントの周囲の骨の破壊を伴う炎症病変が起こります。
症状は、インプラント周囲粘膜の発赤、腫脹、プロービング時の出血、排膿、プロービングデプスの増加、周囲組織の退縮など見られます。
炎症が進行すると動揺も見られます。
エックス線写真では骨吸収像が認められます。
ポケット内の細菌叢は、歯周病と類似しています。

予防するには
プラークコントロールの徹底をする。
歯ぎしりなどがある場合にはナイトガードの作成、咬合調整などをする。
禁煙の継続と全身疾患への配慮も必要てす。
定期健診で、早期に対策を取る。