歯周ポケットが6mmあると言われた。どうすればよいのでしょうか。

歯周ポケット6mmとは
歯の周りに溝が病的に深くなり、6mmのポケット状の深さまで歯周病が進行しています。
通常、歯磨きではこの深さまできれいにすることが出来ないため、頑張って磨いていても、歯周病の進行を食い止めることはできなくなります。

どうすればイイ?
まず、歯科医院で歯周病の基本治療(原因除去療法)を受けます。
歯周病の検査を受け、どの部位がどのようなパターンで歯周病の影響を受けているかを調べます。
また、プラーク中には歯周病原菌が含まれるため、ブラッシングの指導を受け、磨き残しの無いようにします。
一通りの治療を受けた後、再評価検査を受け、ポケットの改善が見られるかを調べます。

歯周病の原因は、歯周病原菌だけでなく、修飾因子という歯周病を悪化させる要因があります。
プラークが溜まりやすくなる因子(歯並びや不適合冠など)、歯周病菌に抵抗する免疫を低下させる因子(睡眠不足、持病など)などがあり、喫煙も悪化因子の一つです。
これらの因子を出来るだけ取り除くようにします。

その上でさらにポケットが深い場合、歯周外科、歯周再生療法などの治療方法もあります。