歯周病と食いしばりの関係をお話しします。

食いしばり
仕事や勉強あるいは遊びに集中するようなとき、歯を食いしばっていることがあります。
上下の歯には、かなりの圧力がかかっています。
もし、歯周病で歯周組織の量が減り、歯茎に慢性炎症がある時、このような圧力がかかると歯周の破壊が進みます。
歯の周りの骨が溶けてくると、次第に歯がグラついてきます。
歯をぐいぐい押す力は、歯をすり減らしてきて、ますます単位当たりの圧力の力が増してきます。

予防法は
意識して食いしばらないようにします。
しかし難しい場合には、歯を保護するためにマウスピースなどを作ってはめます。
歯が摩耗している場合には、強く当たらないように咬合調整や歯冠形態修正をします。