歯肉の腫れを繰り返す。
特に疲れた時や体調が悪い時に歯肉が腫れることが多い。

歯肉の腫れを探る
歯茎をよく観察すると、腫れは目立たないものの、歯の間の歯肉の色が明らかに赤っぽく、刺激をしなくても出血が見られる。
調子が悪くなるとその部が腫れてくる。
歯周ポケットは、6mm程度あり、歯の動揺も見られる。
歯並びが悪いせいもあり、プラークはうまく取り除かれていない。
そのような状態は、歯周病が現在、進行しつつあると考えられます。

どうすればよいのか
歯周基本治療を受け、まず、歯肉から出血しないように状態にすることです。
プラークが成熟した病原性の高い状態から脱却するため、プラークコントロールの指導を受けましょう。
歯並びが悪いとプラークが残りやすく、早期接触や干渉といった悪い咬合の状態を改善するためにも矯正治療をお勧めします。
歯周ポケットの改善が不十分なら、歯周外科などの次のステップも考えます。
歯磨きが容易にできるような歯周環境を作れば、歯肉の腫れのない、コンディションの良い状態を保つことが可能です。