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    2023年03月27日 月曜日

    歯周病などで歯が抜けたのを放置すると

    歯が抜けたのを放置すると、どのようなことが起きるのでしょうか。

    歯が抜けたのを放置
    何らかの原因で歯が抜けたままにすると、周囲の歯に移動が生じます。
    抜けた原因は、歯周病、虫歯、外傷などが考えられますが、
    特に歯周病て抜けたような場合、周囲の部分も歯周病による骨の喪失が想定され、より短期間で歯の移動が起こってくることが考えられます。

    たとえ1本の歯の喪失でも
    1. 隣の歯が抜けたスペースに傾いてくる
    2. 歯が倒れ込むことで歯列全体の咬み合わせが低くなる
    3. 抜けた歯と咬み合わさっていた対顎の歯が、咬み合わせが失われたことで挺出する
    4. 歯列全体の咬み合わせの面が乱れ、咀嚼効率が悪くなる
    5. 顎関節にも負担がかかる
    などの多くの問題が出てきます。

    抜けた部分の治癒を待ち、適切に治療修復することが大事です。

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    2023年03月20日 月曜日

    治療が難しい根分岐部

    根分岐部とは、複数根の間の部分です。その部の治療は根で、歯ブラシが届かない、治療器部も到達が困難な部分です。

    根分岐部病変
    根分岐部は、根の間に歯周病の病変が出来た場合、治療が難しい部位です。
    治療器具は先端が屈曲して挿入しやすくなっているものを使用ますが、挿入方向や動きといった面で制約され、さらに直接目で確認が難しいため困難を極めます。
    エナメル突起という歯冠部の層が分岐部に入り込むため、ポケットを形成しやすいケースもあります。
    上記のような理由から、いったん根分岐部病変を作ると予後が悪くなる場合が多く見受けられます。

    治療
    ごく軽度であれば、歯周基本治療、徹底的なプラークコントロールが基本となります。
    少し進んだ状態で、向こう側まで貫通していない場合、歯周外科(歯周再生治療)、エナメル突起の除去などの方法を行います。
    さらに進み、向こう側まで貫通している場合には、歯根のセパレーション、トンネリングなどで対応することもあります。

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    2023年03月13日 月曜日

    歯ブラシが届かないポケットの中

    歯みがきを工夫しても、ブラシが届かない歯周ポケットの中は炎症が改善しないということが起こります。

    いつも歯みがきを丁寧にする
    このことは非常に大事なことです。
    毎日毎日の歯みがきによるプラークコントロールは、歯周病や虫歯を予防する上で大切です。
    セルフケアにより口腔内の環境を守ることは、食事を楽しむだけでなく、健康の維持にも欠かせません。

    深い歯周ポケット
    ブラシが届かない深い歯周ポケットがある場合、歯周病の治療とその後のメインテナンスが必要です。
    歯肉は外観が良さそうに見えても、検査などでポケットの中から出血するようなら、内部で炎症が起こっていると考えられます。
    適切な歯周病治療により改善していきます。
    さらに、ブラシが内部まで届かないからと言ってあきらめるのではなく、周囲のプラークを出来るだけ少なく保っておくことは大切です。
    歯周病治療とセルフケアが組み合わさって、口腔の健康を維持できるのです。

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    2023年03月06日 月曜日

    噛みしめの影響

    噛みしめにより、どのような影響があるのかをお話しします。

    どのような時に噛みしめが見られるか
    強い噛みしめは、緊張したり、重いものを持ったりするときに現れます。
    しかし、何もしなくても、気が付くと上下の歯を噛み合わせている場合があります。
    「歯列接触癖TCH tooth contacting habit」と言われるものです。
    根を詰めて行う精密作業の際などによく見られます。

    影響
    強い噛みしめは、歯の摩耗、アゴの筋肉の疲労、修復物の脱落、歯が割れるなどが見られます。
    歯列接触癖では持続的に力がかかるので、咬み合わせが深くなる、義歯の下の粘膜の痛み、舌や頬粘膜の誤咬、知覚過敏の悪化などが起こります。
    さらに歯周病の悪化が起こります。歯周病のたとえ軽度でわずかな炎症でも、力がかかることにより、重度な歯槽骨の吸収が起きます。

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    2023年02月27日 月曜日

    動揺歯の固定

    歯がグラつく原因として、歯周病や外傷などがあります。
    今回は、歯周病に関して説明します。
    動揺歯を固定して安定させる方法には、暫間固定と永久固定があります。

    暫間固定
    動揺歯を周囲の歯と連結することにより、歯周組織に対する咬合圧の分散と安静を図り、
    咬合性外傷を改善して歯周組織が破壊されるのを防ぐために行います。
    さらに歯周基本治療や歯周外科などの治療効果を高めて、歯周組織の回復をめざします。

    暫間固定の方法
    エナメルボンディング法:隣の歯との間を接着剤により固定します。
    ワイヤー固定法:ワイヤーを歯に沿わせて接着して固定する方法です。
    Aスプリット:隣接歯部にワイヤーを埋め込んで固定する方法です。 

    十分な歯周組織の安定が得られた場合には暫間固定を除去し、その状態によって永久固定への移行を検討します。

    永久固定の方法
    連続冠固定法:隣同士の歯を一体として作成してかぶせます。
    連続インレー:詰め物をつないで作る方法です。
    義歯による固定方法

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