2012年07月03日 火曜日
歯間ブラシの特徴と使い方
歯間ブラシは、ハブラシでうまく磨けない歯の間のプラークを除去するのにすぐれています。様々なタイプがありますが、先が破損しにくく折れにくいもの、毛が密で清掃性が良いものを選びます。
■ 特徴
1. 歯間隣接面の空隙が大きく、ハブラシで十分清掃できない場合に使用します。
2. デンタルフロスでは清掃できない根面の凹部の清掃が可能です。
3.歯肉マッサージの効果もあり、清掃性が良いです。
4. 連結冠の歯間部やブリッジのポンティック下部(つながっている人工歯の下部)、根分岐部病変部の清掃に有効です。
■ 使用方法
1. 歯間空隙の大きさに適した太さ(通すのに無理な抵抗のないやや小さめの物)を選びます。
2. 空隙に挿入するとき、歯肉を傷つけないやや上方の方向に挿入します。
3. 数回ピストン運動します。両サイドの歯の曲面に当たるように、歯面に沿わして動かします。
4. 次の部分に挿入する前に、ブラシを流水で洗い、取り除いたプラークが再び次の面につかないように配慮します。