2014年02月03日 月曜日
歯周外科治療後には、メインテナンスが大事
歯周外科の成績は、術後の管理の良否が大きく影響します。
特にプラークコントロールの徹底と、噛みあわせの管理(咬合性外傷の除去)が大切です。
歯周外科手術直後の注意事項
・ 手術後は、縫合や歯周パックの部位のブラッシングは避けます。
・ 逆に、手術を行わない部位のブラッシングは、手術後から十分に行います。
・ 投薬やうがいについては、指示どおりに行います。
・ 術後の腫れや痛み、出血は多少ありますが、程度が酷ければすぐにご連絡をください。
術後の長期メインテナンス
・ 通常1週間から2週間程度で抜糸やパック除去を行います。
・ その後は、非常に軟かい手術後用の歯ブラシから磨き始めます。
・ 最初は歯肉が軟かいので、力を入れず丁寧に磨きます。
・ 日数がたって来れば、普通のブラシに戻すことが出来ますので衛生士の指導を受けたように磨きます。
・ 歯周再生療法(エムドゲイン、GTR法)を受けた場合はやや長く、抜糸まで2週間はかかります。
・ 3~4週間で普通の硬さのブラシに戻すことが出来、歯間ブラシなども併用して磨きます。
・ その後は、通常のメインテナンス処置に移行します。