出来るだけ自分の歯を残したいと誰しも思います。
しかし、意に反して歯周病が重傷で抜歯を余儀なくされたら
その後はどうなるのでしょう?
抜歯した後
義歯(入れ歯)ブリッジインプラントなどの方法があります。
その方の残存歯の状況、咬み合わせの状態、抜歯した部分の組織の残存度合い等により
方法が変わってきます。
1. 抜歯する部分の組織のダメージが軽く、1~2本程度の欠損ならブリッジが可能かもしれません。
2. また、多数歯でも歯周組織やアゴの骨が残存していれば、インプラントが可能です。
3. しかし、欠損数が多く、周囲の歯周歯機器やアゴの骨が大きく失われている場合には、義歯となります。
歯が抜けたままにしたらどうなる?
1. 欠損のまま放置すると、残存歯に咬み合わせの負担がかかります。
結果残存歯の消耗が激しく、歯の寿命を短くします。
2. 欠損方向に向かって倒れたり、咬合が低くなり歯列全体に咬み合わせが悪くなります。
3. それだけでは済まず、アゴの関節等がすり減ったり、形がつぶれたりしてきます。