2011年08月12日 金曜日
プラーク(歯垢)とは
プラークとは、お口の中の細菌の塊である歯垢(しこう)のことです。食べかすのことではありません。
肉眼的には、歯の表面に付着する乳黄白色の粘り気のある皮膜です。
このプラークは、食べ物の食べかすなどの養分で、どんどん増殖していきます。
プラークの中の細菌には、むし歯や歯周病(歯槽膿漏)の原因菌が多数存在しています。
口臭の原因にもなります。
歯垢の1mgの中には、およそ2~3億の細菌がいるといわれます。バイオフィルムという細菌の共同体を作り、悪さをします。
プラーク(歯垢)が長い間歯に着いたままになっていると、唾液中のカルシウムが沈着して石灰化して歯石になります。
歯石になると歯ブラシでは落とせなくなります。