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2011年08月31日 水曜日
サイトカイン
サイトカインcytokineとは、細胞によって生産される可溶性たんぱく質で、他の細胞にシグナルを伝達する働きがある。主として生産された局所で作用する。
サイトカインは、炎症や免疫応答の開始や継続などをコントロールする。また、細胞の増殖や分化などを調節する。きわめて微量でその効果を発揮します。
1. 炎症性サイトカイン
炎症の過程で生産され、病態形成に関与する一連のサイトカインです。
2. 走化性サイトカイン
炎症性細胞(防御細胞)が必要とされる部位に移動できるように作用する。
3. リンパ球シグナリングサイトカイン
Th1リンパ球は細胞性免疫応答を増強し、Th2は体液性免疫応答を促進する。
4. サイトカインネットワーク
歯周組織の炎症巣には、歯周組織を構成する細胞らほかに免疫担当細胞(炎症性細胞)が存在し、これらが相互にサイトカイン生産を通じて炎症反応を活性化したり、慢性化するシグナルを交換するネットワークを形成している。
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