歯茎の厚みは、歯茎の痩せや歯肉の色の見え方に影響を与えます。

厚みについて
歯茎の厚みがあり、歯を支える骨の厚みがあれば、安定した歯周組織を得られやすくなります。
しかし、歯茎が薄い、あるいは歯茎が薄く骨も薄いような場合には、歯周組織を失いやすくなります。
もともと日本人は、歯茎の厚みが薄い方が多いため、歯周病、矯正治療、ブラシの当て方などをきっかけに歯茎を失いやすくなります。

歯茎が薄く、痩せてくると
歯根がのぞいてきて、歯が長くなってきます。
薄い歯茎から歯根が透けて見えるようになります。
普段はあまり気が付かないのですが、神経がなく歯が変色しているような場合、歯茎を通して黒っぽい色となります。
また歯根の輪郭もわかるようになります。

予防
歯茎がやせるのを防ぐには、歯周病予防、歯茎の移植により厚みを確保するなどです。
歯ブラシの当て方についても、歯科衛生士などに指導を受けると良いでしょう。