2021年09月13日 月曜日
開咬の奥歯が危ない
開咬とは、上下の奥歯が咬んでいても前歯が咬み合わさらず、前歯に隙間が出来てしまう状態の事です。
開咬の奥歯
前歯が合わさらない分、咬み合わせの力は奥歯だけに集中します。
結果奥歯には負担過重が加わりやすくなります。
咬み合わせの応力は歯の付け根に楔状の欠損として現れます。
その欠損部は歯の神経に近づいてくるため、「しみる」といった症状が出やすくなります。
歯周病に関しては、炎症と過重な力により、歯の周りの歯槽骨が溶けてくるといった症状が出ます。
「外傷性咬合」や「垂直性骨吸収」といった状態に陥る危険があります。
開咬の治療
矯正治療をします。
原因が小さい頃の「指しゃぶり」で骨の変形が見られ難症例なこともあります。
舌癖などの舌突出癖があり、舌の訓練が必要な場合もあります。
それと同時に歯周病治療、咬合治療も合わせてお子います。