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    2021年10月18日 月曜日

    ポケット深くには歯ブラシが届かない

    歯磨きさえしっかりしていれば、歯周病が良くなると思っている方が多くいます。
    実は、歯肉や治療後の状態により効果の現れ方に違いがあります。

    歯磨きの効果の現れ方
    確かに、歯肉炎などの歯肉に限局した初期の歯周病やポケットが改善された歯周病などは
    歯磨きの効果が高く表れると言えます。
    しかし、歯周ポケットが4mm以上に及ぶ深さがあると、歯ブラシが到達しません。
    丁寧に磨いたようでも、ポケット下部に到達しなければプラークの付着するバイオフィルムが残存してしまいます。
    放置された歯周病、治療してある程度ポケットが改善されても、なお4mm以上のポケットが残っているような場合には、
    歯ブラシで取り残しが出来てしまい、歯周病が進行していく可能性があります。

    対策
    毎日の歯みがきは歯周病予防の観点からも大事です。
    さらに、歯科医院での定期健診や歯石・プラークの除去処置は、歯周病予防、歯周病を進行させないという点で
    これも大事なことです。

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    2021年10月11日 月曜日

    前歯の間の隙間が大きくなった

    前歯の間に隙間ができ、それが最近大きくなってきたような気がする。
    若干歯が飛び出してきたような感じがする。

    ひょっとして、これって歯周病?
    歯周病になると歯を支えていた歯周組織が減少して、咬み合わせの力、口唇や舌の力などにより、病的な歯の移動が起きます。
    上の前歯は下の前歯に突き上げられ、外側に移動が起こり、出っ歯気味になり、歯の隙間が大きくなります。
    隣の歯よりも浮き上がり、歯の長さが長くなり、歯根部もより鮮明に見えてきます。
    動揺も出てきて、噛みにくくなります。

    対策
    ひどくならないうちに、歯周病治療を受けましょう。
    症状が進み、より重症化すると、治療が複雑化するだけでなく、歯を失うリスクが増してきます。
    普段から歯科医院で定期健診を受け、予防に心掛けることが良いでしょう。

  • staffblog

    2021年10月04日 月曜日

    隣の歯よりも出てきた

    前歯の歯の並ぶ位置が隣の歯と比較して飛び出てきたような気がする。
    歯の間にも隙間ができた。

    これって歯周病かも
    歯が動揺して飛び出てきたら、歯周病が進行している可能性があります。
    歯周ポケットが深く、歯肉の色も悪い。
    飛び出てくる理由は、歯を支えている周囲の骨が溶けて、病的移動してきたことが考えられます。
    歯周ポケット内部の炎症の繰り返しは、外の歯肉にさほど異常が感じられない場合もあります。
    歯周ポケットが次第に深くなり、線維性の付着の断裂と、骨の吸収が進み、動揺が増してきます。
    慌てて、歯科医院に駆け込んで、何とかならないかと思うのです。

    転ばぬ先の杖
    普段から歯科医院で定期健診を受けることが大切です。
    何かきっかけがないと歯科医院へ足が運び辛いかもしれません。
    しかし、何も異常が感じられなければ、簡単な健診だけで済むかもしれません。
    早期発見早期対処が、病気を簡単に治すことにつながります。

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    2021年09月27日 月曜日

    歯周組織とは

    歯周組織とは、歯の周りを構成する組織のことで、歯肉、セメント質、歯根膜、歯槽骨の4つの組織で構成されています。

    歯肉
    歯の周りを取り巻いているのが歯肉で、歯と歯の間が歯間乳頭、歯の周りが辺縁歯肉です。
    歯肉炎になると最初にこの部に炎症を起こしてくることが多いです。
    遊離歯肉に続いて根元側に骨と密着する付着歯肉があります。
    さらに可動部である歯肉歯槽粘膜へと移行します。

    セメント質
    歯根の周りを取り巻く薄い層がセメント質です。
    歯周病で歯根が露出してセメント質が剥がれると象牙質から刺激が神経に行き「しみる」と感じることがあります。

    歯根膜
    セメント質と歯槽骨の間には、繊維状の歯根膜があります。
    100μ程度の厚さですが、血液供給、咬み合わせの力を緩衝する役割があります。
    歯周病になると線維の乱れがおきます。

    歯槽骨
    アゴのベースの骨から歯を支える歯槽骨へと続きます。
    歯周病の炎症で骨が溶けると歯を支えきれなくなり動揺してきます。

  • staffblog

    2021年09月20日 月曜日

    グラつきが軽くなることはある ?

    歯がグラついて動揺しているが、それが軽くなることはあるのでしょうか。

    グラつきの原因による
    グラつきの原因には、歯周病、歯根破折、咬合による影響など様々です。
    矯正治療をして歯の移動を行うと一次的に動揺することもあります。
    歯周病などの炎症による動揺は、炎症が収まると、動揺も軽くなります。
    しかし、歯根が破折している場合には、痛みを伴って動揺はより大きくなっていくことも考えられます。
    咬合が関与するような場合、すなわち早期接触や咬合干渉などは、咬合調整などの治療を必要とします。
    矯正治療などは、プラークコントロールが十分な場合には、歯の移動に伴い吸収した骨は時間の経過とともに修復再生されます。
    しかし、プラークコントロールが不十分だったり、歯周病があると骨の添窩が十分行われず、いつまでも動揺が続くこともあります。

    動揺の種類を判断する
    動揺の種類を判断してもらい、治療に結び付けるため、歯科医院で丁寧に見てもらいましょう。
    放置すると悪化して歯を失うことにもなるので、早目のご相談が必要です。

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