マイクロスコープによる

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    2013年09月30日 月曜日

    歯周病菌は歯肉の中へも侵入

    歯周病の初発因子は、歯周病菌による歯肉の炎症です。
    通常、歯周病菌はバイオフィルムを形成しているプラーク(歯垢)の中に存在し、ポケットの中まで侵入して付着すると考えられています。
    細菌が歯肉に侵入する
    電顕による研究が行われる以前は、細菌は歯肉組織の中へ直接侵入することはなく、細菌の生産物だけが侵入して歯周組織に炎症を生じさせ、増悪すると考えられていました。
    しかし、電顕を用いた研究により、急性壊死性潰瘍性歯肉炎をはじめ進行した中等度から重度の歯周炎では、歯肉の上皮さらには結合組織中に細菌が侵入することが明らかになったのです。
    なお、内縁上皮(ポケットの内側)だけでなく、外縁上皮からも侵入します。
    特に、歯肉上皮の角化が悪いと、侵入する量が多くなることが報告されています。
    侵入した細菌が歯周組織を著しく破壊
    細菌が生体の防御機構をくぐり抜けて歯肉の中で増殖すれば、酵素、毒素、代謝産生物を遊離し、歯周組織を著しく破壊すると考えられます。

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    2013年09月23日 月曜日

    歯根破折による歯周組織の破壊

    外力などが加わり、不運にも歯根が破折することがあります。
    歯根が破折した場合、歯周病と同じような歯茎の状態になります。
    歯茎が赤くなったり腫れたりして、しっかり噛めない、噛むと痛いなどの症状となります。

    歯根破折の分類
    1. 亀裂 = 初期
    破折しているが、マイクロスコープで観察しても間隙は見られず、破折線は白色や黒色の線として見られる。
    2. 不完全破折 = 中期
    歯根の一部のみに破折が生じている状態で、歯根は一体を維持している。破折線は離開しておらず、亀裂となっている場合が多い。
    3. 完全破折 = 進行期
    破折線が歯頚部から根尖あるいはその近傍を通って反対側の歯頚部まで連続している状態である。
    破折線は亀裂となっている場合から、間隙が開いて歯根が二片に分離している状態まで様々である。

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    2013年09月16日 月曜日

    知らないうちに歯周病は進行する

    歯磨きをしっかりして表面には汚れが付いていないようなのですが、実は内部で歯周病が進行していることがあります。
    内部で歯周病が進行する理由
    歯周ポケットが3mm以上になるとポケット内には歯肉縁下プラークが付着増加し、深部組織の破壊を引き起こしてくる危険性が高くなります。
    特に、ポケットが深くなると、為害性の強い嫌気性グラム陰性菌や運動性のある細菌(スピロヘータなどの歯周病原性のある細菌)が増加します。
    進行しないための治療
    これらの有害菌を取り除き、再び増殖できなくするためにポケットを浅くすることが極めて重要です。
    1. 歯肉縁上プラークの除去
    2. 口腔衛生を困難にする因子の除去
    歯石の除去、不良修復物(辺縁があっていない、清掃しにくい形態)の改善、口呼吸の改善、歯列不正の改善、歯肉の形態異常の改善など
    3. 歯周ポケットを浅くする
    歯肉縁下歯石・プラークの除去、歯周外科によるポケットの除去

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    2013年09月09日 月曜日

    歯ブラシの補助清掃具

    歯ブラシ以外の口腔清掃用具を「補助的清掃用具」と言います。
    歯周病により歯間乳頭が退縮して歯間部に大きな空隙が出来たり、歯が欠損してブリッジや義歯などの補綴物を装着するようになると、歯ブラシだけでは清掃が不十分に部位が生じてきます。

    清掃が不十分になりやすいのは
    1. 歯間隣接面
    2. 孤立歯
    3. 最後臼歯の遠心部(歯の奥側)
    4. ブリッジのポンティック部
    5. 義歯の鉤歯部(クラスプのかかる歯)などです。

    補助的清掃用具には
    1. デンタルフロス  ひも状のタイプ、柄付きタイプがあります。
    2. 歯間ブラシ 小さいものから大きいものまでサイズがあります。
    3. ラバーチップ(歯間部用ラバー刺激子)
    4. トゥースピック(歯間部用改良楊枝)
    5. タフトブラシ

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    2013年09月02日 月曜日

    歯周病再発の危険性

    歯周病の初発因子は、プラーク細菌です。従ってプラークを完全に取り除いていれば、歯肉炎や歯周炎といった歯周病を再発することはないと考えられます。
    しかし、お口の中にプラーク細菌が全く存在しない状態を維持することは不可能であり、プラークを取り残して時間が経過すれば、石灰化して歯石も形成されるし、再び歯肉炎が起こり歯周炎へと進行する可能性があります。
    また、ポケットの修復は「上皮性付着」と言って、炎症によって上皮が剥離して再びポケットができやすい修復状態の場合が多いのです。
    再発防止の対策
    1. プラークコントロールの継続的な取り組みをする。
    治療が終了しても、口腔清掃指導によるブラッシングの方法を忘れないで実行します。すでに歯肉が退縮して歯根が露出したり、市の間の歯肉乳頭部が退縮して歯冠部のすき間が大きくなっている場合は、通常よりもブラッシングが困難になり、時間をかけて歯みがきを行う必要があります。
    2. メインテナンスを忘れないようにする。
    定期的なメインテナンスは、歯周炎再発のリスクを減らすことが出来ます。特に重症の歯周炎や歯の本数が少ないような場合、メインテナンスにより歯磨きで取り除くことの困難な部分の清掃もできるので効果的です。

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