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2019年10月28日 月曜日
骨粗鬆症と歯周病
骨粗鬆症は、高齢者ばかりではなく、気をつけなければいけない疾病のひとつです。
歯周病との関係
歯周病は、歯の周りの歯周組織が侵される疾病ですが、歯の周りの骨も例外なく影響を受けます。
わずかな炎症でも、骨粗鬆症が加わると重篤な歯周病になると言われています。
歯の周りの骨量が減ればグラつきが強くなってきます。
硬いものばかりか、普通の食事もより柔らかくて噛みやすい食事を選ぶようになってしまいます。
女性は特に更年期になると骨粗鬆症が増加する傾向があるので注意が必要です。
骨粗鬆症の薬も注意
骨粗鬆症のある種の薬と骨髄縁が関係が深いと言われます。
抜歯などの外科的処置後に創面の治癒が上手くいかず、骨面に歯肉が貼ってみなくなることがあります。
ご心配な方は歯科医院でご相談ください。
予防が大事
疾病は普段からかからない、悪くならないように気をつけて予防することが大切です。 -
2019年10月21日 月曜日
歯並びと歯周病の関係とは
歯並びは歯周病と関係あるのでしょうか?
少し考えると歯磨きがしにくいのために歯周病が悪化するのかと思いつきます。
歯並びが悪いと
1. 歯がデコボコして歯ブラシで磨き残しができ、歯周病の悪化原因となる。
2. 咬み合わせが上手く合わさらない歯もあれば、強く当たる歯もある。
咬み合わせが強く当たれば歯茎の炎症が悪化します。
咬み合わなければ汚れが停滞して歯周病の初発原因であるプラークの温厚となります。
3. 上下の歯が合わさらないような咬み合わせ、出っ歯や開咬などの場合、口呼吸となる。
口の中が乾燥して、炎症が悪化しやすくなります。
4. 咬み合わせが悪いため、咀嚼が十分できないと柔らかい食べ物を好むようになる。
自浄作用が失われ、ブラーが付着しやすくなります。
以上のように歯並びとの関係は多岐に渡ります。
かかりつけ歯科医院で歯並びのご相談をされてはいかがでしょうか。 -
2019年10月14日 月曜日
歯周病プラスアルファの恐さ
歯周病はプラーク中の歯周病原菌が初発因子となり進行していく疾病です。
これにリスク因子というプラスアルファが加わることにより、
病態が深刻なものになっていきます。
プラスアルファとは
リスク因子は局所的なものと全身的なものがあります。
局所的には、プラークを増加する、あるいは炎症を増幅させるような因子です。
プラークをたまり易くするような虫歯や古くなり合わなくなった不適合な修復物です。
歯磨きがしにくくなるような小帯なども影響します。
炎症を増幅させるようなものは、歯軋り、食いしばりなどの過度の力です。
また、歯を接触させる癖が影響すると言われています。
全身的には、炎症を助長する免疫力の低下が挙げられます。
不規則な生活、持病などです。
糖尿病と歯周病の関係はマスコミでも取り上げられました。 -
2019年10月07日 月曜日
歯周病は管理する
歯周病はかかり易く、再発しやすい疾病なので、管理していくことが大切です。
自分で気をつけるポイント
1. プラークコントロールが出来ていること
これは、プラークをできるだけ少なく落として歯周病のリスクを低下させ続けることです。
今日はしっかり磨いたので、2~3日はさぼろうかとか、磨けない理由を何かのためなどとするのは禁物です。
毎日、コツコツと習慣つけて磨くことが大切です。
2. 定期健診は忘れずに行く
歯科医院へは、自分が異常ないと思ってもいても定期的に通うことをお勧めします。
歯周ポケットや動揺度をはじめ、歯周病の一連のチェックをしてもらい、前回との違いを比べます。
プラークは、自分ではないと思っていても、思わぬ磨き残しが見つかることがあるので、指導を受けられることをお勧めします。
3. 生活習慣に気をつけよう
歯周病は、生活習慣病と言われ、食生活や暮らしぶりが病態に影響します。
免疫力を落とすような不規則な生活は慎みましょう。
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