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    2014年04月07日 月曜日

    頬粘膜の圧痕 名古屋市コンドウ歯科

    ほっぺたの粘膜や口唇の裏側などに白い筋状の隆起した痕がありませんか?
    それは、「歯ぎしり」のクレッチングと言って「かみしめを強くするタイプ」に関係することがあります。
    食いしばりという表現が分かりやすいと思います。
    どうして圧痕となるの?
    クレッチングは、口元の筋肉の緊張が強くなり、歯列の圧痕が一致する頬粘膜に付きます。
    見た感じは、白い筋状になった隆起として現れます。
    他の原因は?
    それ以外の原因として、頬粘膜を吸引したり、軽く頬粘膜を咬むといった場合にも起こってきます。
    しっかり歯医者さんに調べてもらいましょう。
    対策は?
    ナイトガードという、歯と粘膜を保護する装置をはめます。
    昼間は、注意していれば防止できる場合もありますが、困難なら日中にも装置をはめておきます。

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    2014年03月31日 月曜日

    歯肉溝浸出液 名古屋市コンドウ歯科

    歯肉溝gingival sulcusとは
    歯と遊離歯肉との間に存在する浅い溝のことです。
    歯肉溝底部は、接合上皮で歯面と上皮が付着しています。
    ブラッシングが良く行われている健康な唇側・舌側歯肉は1~2mm、隣接面は2~3mm程度です。
    歯肉に炎症があると歯肉溝は深くなり、歯周ポケットと呼ばれるようになります。
    歯肉溝浸出液gingival fluidについて
    歯肉溝には体液が流出しており、「歯肉溝浸出液」と呼ばれています。
    この浸出液は、歯肉の結合組織の血管から進出した体液が接合上皮や歯肉溝上皮を通過したもので、
    歯肉溝を清掃する作用を持っています。
    歯肉が正常な場合は浸出液はきわめて少ないが、咀嚼やブラッシングなどの何らかの刺激によって流出します。
    プラークが付着して炎症が生じると血管の浸透性は高まり、浸出液の量が増加します。
    浸出液中には、白血球や剥離した上皮も存在します。

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    2014年03月24日 月曜日

    ファーケーションプラスティー 名古屋市コンドウ歯科

    ファーケーションプラスティーfurcation plastyとは、歯周病の根分岐部病変に対する治療法で、根分岐部形態修整の事です。
    Lindheらが発表している治療法で、根分岐部病変1度の進行した症例や2度の初期の症例に対して、
    目的
    1. 自浄作用を高めて患者による口腔清掃を容易にする。
    2. 術者の根面処置を容易にする。

    方法
    1. オドントプラスティーodontoplasty、歯の整形術   根分岐部の歯面を削合しする。
    2. オステオプラスティーosteoplasty、骨整形術      骨の形態を修正する。

    根分岐部が歯肉縁下に位置する場合の術式は、
    1. フラップ手術により歯肉弁を剥離反転し、根分岐部を直視して、インスツルメントを到達しやすくする。
    2. 根分岐部のスケーリング ルートプレーニング(根面の汚染物質除去)、キュレッタージ(炎症性肉芽組織の除去)を行う。
    3. オドントプラスティー(歯の整形術)を行う。
    根分岐部の入り口の歯質を削って、根分岐部の狭い入口を広げ、水平方向のポケットを減少させる。
    4. 骨の形態が著しく異常な場合は、 オステオプラスティー(骨整形術) も行う。
    5. 歯肉弁を戻して縫合をする。

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    2014年03月17日 月曜日

    小帯切除術 名古屋市コンドウ歯科

    上唇の付け根が前歯の間まで延びているような時は、前歯の間に隙間ができて歯並びを悪くするようなことがあります。
    そのような場合には、前歯の間に入り込んでいるスジ(上唇小帯)を切除する方法があります。
    1. 口腔前庭が深く、異常がない場合
    上記のように、小帯が過剰に発達している場合、裏側の口蓋側まで達しているために、歯間離開の原因となっている時。
    メス又は歯肉鋏で小帯のみを切り取り、縫合してパックする。
    2. 歯周炎により歯肉が退縮して小帯異常が生じた場合
    小帯を切り取らずにメスで切断する手術をします。
    口腔前庭の拡張、付着歯肉の増加を図る。
    小帯の検査
    正中部に歯間離開がある場合には、小帯異常が原因かどうかを調べる。
    さらに基本治療後小帯付着部付近の清掃状態、歯肉の炎症、ポケットの深さなどを調べて適応症かどうかを判定する。
    ポケットが形成されている場合には、口唇や頬粘膜を引っ張って、ポケット壁が小帯とともに動くかをチェックする。

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    2014年03月10日 月曜日

    歯周外科における骨整形術

    歯周病治療では、プラークコントロールや基本治療により、原因であるププラーク中の歯周病菌を取り除いていきます。
    しかしながら、ポケットが深かったり、歯周病による歯周組織の破壊が進んでしまったため、その効果が十分改善されない場合、
    歯周外科や歯周再生療法といった外科処置が必要なこともあります。
    歯周外科においては、深い歯周ポケットの改善、骨縁下ポケットの改善、不良な病巣の除去などを行います。
    また、清掃しやすいように骨整形術も合わせて行う場合もあります。
    骨整形術とは
    シャーピー線維が埋入していない非支持骨を削除する手術です。
    骨辺縁部が棚状、隆起状になっていて清掃性や審美性が悪い場合、歯槽骨の形態を生理的な形態にします。
    そうすることにより、食物の流れる方向が良くなり、清掃しやすくなります。
    骨削除には、ラウンドバーNo.6,8,10や骨ヤスリなどを使います。

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