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    2022年01月31日 月曜日

    悪い咬み合わせは歯周病の悪化因子

    悪い咬み合わせは、歯周病を悪化する修飾因子となります。

    悪い咬み合わせとは
    1. 歯並びが悪い
    デコボコでハブラシをうまく当てられない場合、歯周病の初発原因であるプラークを取り残してしまいます。
    毎回のブラッシングに歯間がかかる割に、歯磨きの効率が悪くなります。
    外側に出ている部分には力がかかりすぎ、歯肉に傷をつけてしまうこともあります。
    2. 咬み合わせ
    ・咬合干渉 左右に咬み合わせをズラしたとき、噛んでいない側の咬み合わせも当たってしまう。
    ・早期接触 咬み合わせた時、最初に当たってしまう歯がある。
    咬合干渉も早期接触もその歯にだけに咬み合わせが強く当たり、負担過重になり歯周に障害(咬合性外傷)が起こります。
    3. 大きい咬耗面
    咬み合わせ時、長年使っていると歯が摩耗して、摩耗面が大きい場合があります。
    歯ぎしりが強い方にもこのような症状があります。
    歯は横揺れに弱いため、負担がかかってきます。そのため、歯周病を悪化してしまいます。

    対策
    歯並びが割ると場合には、矯正歯科治療をします。
    咬み合わせが悪い場合には、咬合調整、冠による修復をします。
    大きい咬耗面は、当たりが弱くなるように調整します。ひどい場合には冠による修復となります。

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    2022年01月24日 月曜日

    ここだけ歯周病が強い

    ある特定の部位だけ歯周病が強く表れることがあります。
    どうしてここだけ? 不思議だと思うのが当然かもしれません。

    一体何が影響するのでしょうか。原因は
    歯周の検査で謎を解明していきます。
    ポケット測定は6点法以上、BOP(ポケット測定後の出血の有無)、レントゲン診査、咬み合わせ、残存する歯牙の数など
    詳しく調べていきます。
    特に咬み合わせは、早期接触、咬合干渉と言われる特定の歯だけ強く当たる咬み合わせを丁寧にチェックします。
    歯周病の炎症が軽微でも特定の部分だけ強く当たると、歯の周りの骨が著明に溶けてくるからです。
    残存歯が少なく特定の歯で噛んでいても、負担がかかり歯周病が進みます。(咬合性外傷)
    いわゆる若年性の歯周炎でも、特定の部位の歯周病が強く表れることがあります。

    失われてしまった歯周組織は、元に戻すのが困難
    いったん歯周組織の量が減少してしまうと、元のような量を取り戻すのが困難になります。
    気が付いた時には、歯周病はかなり進行しています。
    自覚する前に、歯科医院で定期健診を受けることが大事です。

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    2022年01月17日 月曜日

    どうしてグラつく

    歯がグラついてきたが、どうしてこうなってきたのだろうか?

    グラつきの原因
    1. 歯周病
    歯周病になると炎症のため、歯の周りの歯周組織を失います。
    歯の周りの骨も失われ、程度が進むと歯がグラついてきます。
    自覚できるのは歯周病がかなり進行して、歯槽骨の量もかなり失われた後からが多い。
    2. 歯が割れている
    歯根が破折して割れるとグラついてきます。
    何を噛んでから急にグラついてきたケースでよくみられる症状です。
    期間がたっても治らず、むしろだんだんと悪化していきます。
    3. 歯の周りの炎症
    虫歯で根の先に病変を作り、それが原因で急性炎症を起こしてきた場合、前述の歯周病が急性悪化している場合です。
    いずれも炎症を収まってくればグラつきは軽減してきます。 
    ただし、しっかりとした治療が行われず、放置してあれば炎症を繰り返し、再びグラついてきます。
    4. 矯正歯科治療
    歯の移動が行われる際には、歯の周りの骨の吸収と新生が行われ、骨が新生すしてくるには期間がかかるため、その間にはグラつきが見られます。

    グラつきを改善
    グラつきの原因で、炎症により起こるもの、歯の破折などは放置しないようにしましょう。
    矯正治療後に装置を外した際、テーナー(保定装置)をはめます。グラつきが治まり安定した状態にならないと、後戻りのリスクが高くなります。
    グラつきを改善して、食生活に支障の出ないようにしましょう。

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    2022年01月11日 火曜日

    繰り返す歯肉の腫れ

    歯肉の腫れを繰り返す。
    特に疲れた時や体調が悪い時に歯肉が腫れることが多い。

    歯肉の腫れを探る
    歯茎をよく観察すると、腫れは目立たないものの、歯の間の歯肉の色が明らかに赤っぽく、刺激をしなくても出血が見られる。
    調子が悪くなるとその部が腫れてくる。
    歯周ポケットは、6mm程度あり、歯の動揺も見られる。
    歯並びが悪いせいもあり、プラークはうまく取り除かれていない。
    そのような状態は、歯周病が現在、進行しつつあると考えられます。

    どうすればよいのか
    歯周基本治療を受け、まず、歯肉から出血しないように状態にすることです。
    プラークが成熟した病原性の高い状態から脱却するため、プラークコントロールの指導を受けましょう。
    歯並びが悪いとプラークが残りやすく、早期接触や干渉といった悪い咬合の状態を改善するためにも矯正治療をお勧めします。
    歯周ポケットの改善が不十分なら、歯周外科などの次のステップも考えます。
    歯磨きが容易にできるような歯周環境を作れば、歯肉の腫れのない、コンディションの良い状態を保つことが可能です。

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    2022年01月04日 火曜日

    歯周病のレントゲン検査

    歯周病は、歯の周りの歯周組織(歯肉、歯根膜、セメント質、歯槽骨)に炎症が波及して組織が破壊されてしまう疾病です。
    レントゲン検査では、外部から見えない歯茎の中を調べることが出来ます。

    レントゲン検査
    主に硬組織である歯と歯槽骨を観察することが出来ます。
    歯茎もうっすらと分かります。
    歯や骨はレントゲン線を通さないため、画像上では白く見えます。
    逆にレントゲン線が通りやすい歯肉や歯根膜は黒く写ります。

    歯周病の画像
    歯周病が進行してくると歯槽骨が吸収されている像が写ります。
    骨は全体に失われる水平性吸収、一部が深く失われる垂直性吸収のパターンがあります。
    実際には歯の周りがカップ状に失われたり、水平性吸収に見えても一部分に深部まで及ぶ垂直性吸収が見られたりします。
    歯の周りの骨壁の吸収は複雑なため、デンタル撮影などの影絵を見るだけでは実際の状態の把握が難しくなります。
    CT撮影だと、三次元的な状態をかなり近い形で知ることが可能です。

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